('09)筱見四十八滝・篠山市街






2009/08/27

信じてほしい。
2009年中にもう一度更新する気は全くなかったのです。
しかし、家族でどこか行くとなれば、これは写真撮らざる負えないでしょう!!(無駄に力説。)
まあ、そんな我が家の謎の些事は置いといて、2回目行ってみましょうw

今回訪れたのは、兵庫県篠山市。
前回の大野山から見下ろしてた、篠山市です。
篠山市は猪名川町に比べて、遥かに滝の数が多い!!
「これは行かざる負えん!」と2箇所程回る事に
まず最初に目指した滝は、一の滝・二の滝・三の滝と3つの滝を抱える毘沙門の滝。
前日からググって調べた場所で車を降りると・・・。


*ググって出てきた場所と道*


あれ・・・?
行く場所ないよ・・・?
なんか目の前に立ちはだかるは謎の神社。
しかも、境内にはカゲロウっぽい変な虫と、蚊が大量発生。
とりあえず、境内の後ろに隠し通路(?)が無いか探しても、あるわけもなく・・・。
意味がわからん!
どないなってんねん、と辺りを歩けど、それらしき林道は見つからず。
仕方ないので、風景を一枚パチリ。
稲穂が奇麗で、絵になりますな。



ちなみに・・・

*実際の道*


家に帰ってから調べてわかった事ですが、ググって出てきた場所は見当違いもいいところ。
そりゃ、神社の裏を探しても道が無いわけだよ・・・。
googleに完全に振り回された形。おのれgoogleめ・・・!決して許すまじ・・・!!


この時はネットを使えるはずもなく、諦めて次の目的地へ。
しかし、本来はこのまま篠山城跡に向かうはずだったのですが、滝が見れず骨折り損だった俺が爆弾投下。
事前に調べた時に、山道がキツイからやめておこうという事にした筱見四十八滝に寄り道する事に。
3キロほど戻った所から向かい、標識通りに進むと、銅像が見え、そこの駐車場まで行けます。
元々、途中はちゃんとした装備無しでは危険だとネットで調べていたので、8つあるうちの4つまで
行く事に決定。四十八滝だからって8個しかないのは突っ込まない方がいいですよw
早速入山したは良いんだが・・・。入口から既に傾斜がかなりキツイ・・・。
まあ、距離も大した事無かったのである程度歩くとすぐに最初の滝・手洗い滝に到着。



滝ってのは良いもんです。
時期的に水量は少ないのですが、落ちる水が打つ音は心が安らぎます。
手洗い滝は小さいので、3分ほど鑑賞した後、次の弁天滝に向かおうとすると・・・。
山道が無い・・・。
目の前には、いかにもこっちですよって感じの岩場が。
無装備の俺にこの道を行けと?
前日の悪天候が祟って、足場はぬるぬるで滑りやすい。
滑って川に落ちないようにして上る事、見渡せる風景は右写真。
この辺りから既に色々見えなくなってきます。
危険な足場の所から、自然の石段を数段上るとすぐに弁天滝が。
しかし弁天滝に着くと、弁天滝の上段部の肩ヶ滝を登るハイカーの方々が・・・。
え・・・?何故に滝上り・・・?意味がわからんのですが・・・。
これは無理だろ、と辺りを見渡すと、何気に長滝山道コースと書かれた看板を発見。
よくわからんが、滝壺に落下→脳震盪→死亡の三連コンボだけは避けたかったので、おとなしく山道コースへ。
ただ、そのコースに入るのに木の根の階段みたいなところをよじ登らなくてはならず、木の根が
滑らかでなかったら、この先は進めなさそうなコース。
山道自体も岩場と足場の小さい木の根ばかりで、無装備の俺は中々に辛い。
8分ほどかけて登り切ると、今度はよくわからない分岐点に到着。
一方は上るコース。一方は下るコース。
上はなんか道が見えないという事で、安全策で下をチョイス。
この選択は正解で、少し下ると水の音が。
滝に近い森の中なのに、水の音が全く響いてこないんですよね・・・。困ったもんだ。
しかし、下る斜面もかなりの急斜面で下りるのに少し苦労。
そして着いたのは。



目標通り長滝です。
落差30Mは流石にでかい!
感動も一入って奴です。
やはり水量が少なく伝わりにくい写真ですが、右の写真を見れば、ちゃんと水が落ちてるのがわかるハズ。
ここは橋がかけてあって(まあ、橋と言うほどの物でもありませんが)、岩場で休憩できます。
ちなみに、さっきの肩ヶ滝の上に位置するのがこの長滝で、さっきのロッククライミングしてた人達は
単なる骨折り損してたようです。何しろ、進入禁止の金網が張ってあったのでw
ここは手洗い滝とか下の肩ヶ滝・弁天滝と違って、滝壺の水量が多く、水に触れると冷たさが凄く気持ちいい。
この先は、物凄く道のりが厳しいみたいなのでここで休憩して戻る事に。
下の肩ヶ滝・弁天滝に戻る道のりは行きよりきつかったですが・・・。足場の少ない下りはホントに怖い。



撮り忘れていた、弁天滝を撮って引き返します。
帰りはやっぱり凄く早かったですけどね・・・。



ようやく、本チャンの篠山市街に向けて出発です。
途中でコスモス畑を見つけたので写真を一枚。
ちなみにその畑、小学生の時にも中々見つけられなかった虫とかいました。凄いな。



昼飯を食っていなかったので、丹波市の郷土館で昼飯を取ることに。
写真は上。
篠山市の特産品の丹波牛をいただきました。
丹波牛のタタキはうまかったです。
あんな、そこら辺の店で売ってるローストビーフなんかとはレベルが違いました。
ちなみに他のは、関西にも拘わらず異常に濃い味で、喉が渇いて仕方なかったです・・・。
まあ、まずいとは言いませんがね。

飯食った後は、二つ目の滝に向かう事に。
既にこの時間4時。急ピッチで移動しなけりゃ篠山城を見れないという、ある意味ハードスケジュール。
しかし向かうのです。
とりあえず、篠山市の風景です。



場所は篠山市街から車で10分ほどにある山中。
位置はわかっていたのですが、入口が住宅街にあり、何気に迷いました。
15分ほど探し回って、最初に入っていた道の隣にあった道(またこれがわかりにくい・・・)に林道を
ようやく発見。ぶっちゃけ、最初の一・二・三の滝みたいに見つからんと思っていたのですが・・・。
しかし、不安はまだ続くのです。
なにしろ滝にまっすぐ続く林道なのに、水の音がしない・・・。
もしや枯れ滝?なんて思いつつ進みますが、一向に音は聞こえません。
かれこれ5分ほど林道を進むと、ようやく小川のようなものを発見。
もしやと思い、残りの道を進むと・・・。



あった事にはあった・・・。
そういや、名前出して無かったですね・・・。
これは篠山市に数多くある滝の一つ、「音羽の滝」。
まあ事前調べの通り、朽ちかけた鳥居とか灯篭とかあってかなり景観を損ねてました。
写真には写って無いけど。
水量も落差も大した事無いですが、一応れっきとした滝です。

ぶっちゃけ、あまり居座るような滝では無かったので、急いで市内に戻る事に。
途中でJA篠山の小売店によって買い物しましたが(笑)

篠山城到着時には既に時計は6時を回っていました。
とりあえずは内堀と城門の所を。



門を入って少しすると、直ぐに大書院が見えます。
どうも、平成に入ってからの観光事業で復元されたらしいですが・・・。



篠山城の概要としては、1609年に松平康重を城主とし、新城の築城。
天守は建設されず。一説では、篠山城があまりに堅牢な城だったため、幕府が恐れたとのことです。
その後、明治維新の廃城令で城そのものが解体。
解体を免れた大書院も1944年に焼失。
2000年に大書院だけが復元。
詳細な構造図があったため、可能だったとか。
大書院は一般公開されています。
一応、構造はかなり詳細に復元されているみたいです。




場所だけはちゃんとわかってるみたいです。
石畳に部屋の名前が書いてありました。
でも、実はこの城跡。
これぐらいしか何も無いんです・・・。
しばらく景色見てから、武家屋敷群を見に行くことに。



とりあえず、城の周りはそれっぽい雰囲気です。一枚をば。



もう、武家屋敷群のところに着いた時は既に日は落ちきって・・・。
写真めっちゃ暗いやん・・・。
江戸時代から残る武家屋敷をそのまま残しているようです。
これにて今日は帰ることに。
えらい長い事篠山にいた気がします・・・。
これでも、観光地という面ではほとんど回れなかったんですよね・・・。

今回は兵庫県篠山市でした。次回(更新不定)をお楽しみに!


あとがき

これ書き終わったの、2週間以上経ってからです。
どんだけ編集時間かかってんねんw。
まあ、この頃かなり忙しかったので、すっかり忘れてたんですが(爆)
秋の紅葉の頃に、もう一度行く予定ですが、その時は写真集だけの更新にします。
あしからず・・・。
それにしても、この時はめっちゃ疲れました。
家を出たのが12時半で、家に帰ったのは8時半です。
この日も阪神は江草が、2004年に元・阪神の吉野が作った3連続押し出し四死球なんかやっちゃって・・・。
テンション下がるわ〜・・・。
ちなみに、書き終わったこの日は阪神は3位に浮上しました。



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